# VNode ライフサイクルイベント
breaking
# 概要
Vue 2 では、イベントを使ってコンポーネントのライフサイクルの重要なステージを監視することができました。これらのイベントは、プレフィックスの hook:
からはじまり、その後にライフサイクルフックの名前がついていました。
Vue 3 では、このプレフィックスが vnode-
に変更されました。また、これらのイベントは、コンポーネントとしてだけでなく HTML 要素でも利用できるようになりました。
# 2.x での構文
Vue 2 では、イベント名は同等のライフサイクルフックと同じで、プレフィックスに hook:
がついています:
<template>
<child-component @hook:updated="onUpdated">
</template>
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2
3
2
3
# 3.x での構文
Vue 3 では、イベント名のプレフィックスに vnode-
がついています:
<template>
<child-component @vnode-updated="onUpdated">
</template>
1
2
3
2
3
またはキャメルケースを使用している場合は、単に vnode
となります:
<template>
<child-component @vnodeUpdated="onUpdated">
</template>
1
2
3
2
3
# 移行の戦略
ほとんどの場合、プレフィックスの変更だけで済みます。ライフサイクルフックの beforeDestroy
と destroyed
は、それぞれ beforeUnmount
と unmounted
に名前が変更され、対応するイベント名も更新する必要があります。
# 参照
← v-bind マージの振る舞い 配列の監視 →